僕たち夫婦は小さなハウスクリーニング屋を営んでいる。今回の仕事はゴミ屋敷の清掃。ニート息子の父親が散らかり放題の汚部屋を見るに見かねて僕らに依頼してきたのだ。部屋には黄色い液体の入った謎のペットボトルが散乱しており、あやは誤ってその液体を服にこぼしてしまう。強烈な臭いが染みついてしまった服を、あやは臭い臭いと思いつつも何度も嗅いでしまう…。